5/21（月）は金環日食です。

日食は月の影が地球に落ちる現象。

日食は太陽と地球の間に月が入り、月の影によって太陽が隠れてしまう現象。

特に皆既日食・金環日食は、月の本影に入った場合のみ観測できます。
何しろ本影は地球の表面積に比べると極端に小さいので、
観察できる機会はそう滅多にありません。

日食を追いかけて世界中を飛び回る人でなければ、
金環日食は一生に一度か二度の極めて珍しい現象です。

5/21は私達がいる東京全体がこの本影（正確には擬本影）に入るため、
大変幸運にも金環日食を見ることができるのです。


とはいえ、月食の時とは違って相手は太陽ですから、手強いです。
何しろ肉眼で見ているだけで目をいためてしまいます。
日食グラスだと目はいためませんが、オレンジ色で暗く、とても小さい。


そこで今回、日食に向けていろいろな武器を用意しました。

まずは太陽観測専用の望遠鏡を２台。
太陽の形はもちろん、黒点やプロミネンスなど、太陽表面の様子がよく見えます。
さらに、アルファにある双眼鏡４０台全てに、太陽観測用フィルターを取りつけて改造。（双眼鏡持参での参加者にはフィルタをつけて差し上げます）
もちろん１人１台の日食眼鏡。
おまけに太陽表面観察用の望遠鏡も２台。形がよくわかります。

これらの装備で、5/21に臨みたいとおもいます。


場所は、 お台場の某所 。

今回の日食は早朝です。
朝6：19から太陽がかけ始め、
金環日食になるのは7：31〜7：37、
日食終了は9：02。


登校前の観測会ですので、集合と解散は個人の事情にできるだけ合わせられるようにしたいと考えています。

集合時間は
Ａ．5:40　教室集合（みんなで一緒に移動します）
Ｂ．6:20　東京テレポート駅　集合（Ａ部隊と合流します）
Ｃ．7:00　東京テレポート駅　集合
　　　　　　　　　　　　　　 （AB部隊は観測中。駅に迎えに行きます）
の３つから選べます。

早朝教室から移動しますので、一緒に行くのもよいですし、
現地集合でも良いです。

現地解散となり、時間は自由です。
金環日食が終わる7:40に終了するも良し、
日食が完全に終わる9:10まで観測するも良し、
納得がいくまで観測し、それから学校に行ってください。


個人的には、一生に何度も見れないような極めて珍しい現象なので、
学校よりも優先順位は高いと思っていますが、
そこは各家庭のご判断でお願いします。


費用は5000円（税込）。
もちろん、保護者の方も一緒に観測しましょう。


今回を逃すと、次に東京で観測できるのは23年後の2035年。
その時には今10歳の子は33歳になっています。
私は・・・58か！　（ガーーン）
みなさんも・・・考えないようにしましょうね。


是非この貴重な機会に、一緒に日食を楽しみましょう。

アルファの授業ですので、現地ではただ観測するだけではなく、
受験向けに知識の整理もおこないます。
特に６年生は、来年出題される確率がかなり高い狙い目部分です。


受付は、 4/23（月）の19時 からです。