金属が燃焼すると、酸化物になります。
燃焼前後の質量変化について、比を用いた問題を作りやすいので、
入試ではよく出てくる単元の1つです。
「マグネシウムは明るく白っぽい光を出して燃える」
確かにテキストにはそのように書いてます。
今回受講した子達は皆、既に塾でそのように習ってきたはずですが、
実際に自分の手でやってみると、その輝きに驚きます。



テキストで学んだ時に想像していた域を超えているのでしょう。
「銅はほのおを出さずにおだやかに変化して、黒い酸化銅になる」
これもまた塾のテキストには書いていて、既に頭に入っているのですが、
実際にやってみると・・・



「おだやかに変化して」という言葉と、実物とのイメージの違いに
感嘆の声がもれます。
大変美しいのです。
この実験は、中学受験をしない子達にこの現象をみせても、
「きれい!」と感じることでしょう。
しかし「きれい!」で終わってしまうと思います。
知識が足りないと、せっかくの経験も活きず、すぐに忘れられます。
一方でアルファに通う子達は、
今まさに受験に向けて勉強していて、
この反応に関する知識がさまざま入っています。
この反応を観察する瞬間、
「白い光」「おだやかな変化」という言葉と比べながら、
空気中の酸素と結合する反応式を頭に描きながら、
質量の変化に思いをはせながら、
さらには他の炭水化物の燃焼と比較しながら、
この反応を捉えていきます。
知識と経験の両面から学んでいる今だからこそ、
この実験の価値が最高に高まり、
この実験に「きれい」以上の価値が出て、
貴重な体験として記憶に刻み込まれるのです。
本当は中学受験をする子達全員にやらせてあげたい実験です。
5年生「金属の燃焼」より
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