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  アルファ実験日記
【2011/1/2】

先日、森上教育研究所に行って森上先生とお話しする機会がありました。

直接お会いしたのは初めてでしたが、森上先生は以前から
アルファ実験教室のことはご存じだったようで、
私たちの活動の様子を興味深そうに聞いていました。

森上先生も以前、理科実験を取り入れた授業を企画されていたことが
あるようで、実験が学習に与える効果を認識されており、
その一方で実験のリスクと苦労などもご存じで、
経営的な視点での会話で盛り上がりました。

これまでさまざまな塾が理科実験にアプローチをしてきたのですが
今ひとつ花開かなかったご様子なども伺ってきました。


受験勉強において実験が絶大な効果を上げることは、
塾関係者、特に理科の指導者の間では共通認識ともなっています。

だったらどこの塾でも実験を授業に取り込めば良いのですが、
そうはいかない現状もあります。
準備・片づけ・購入にものすごい労力がかかり、
実験器具だってすごく高価。
私たちも、これまでいただいた授業料のほとんどを実験器具に
投資してきました。数千万円規模になります。
コマ単位で教室を駆け回る塾の先生に
実験を求めるのは非現実的なお話。


できたとしてたまに行う教卓での演示実験か、
年に数回の「水溶液」などの単発イベント。
入会募集の体験授業では、特別に予算も時間もつくのでがんばれますが、
結局入塾後は通常の授業だったり。

実験教室は、塾単体で運営するにはあまりにもリスクが大きく、
負担が大きく割に合わないのです。
私たちのようにリスクテイカーとなる専門塾が必要なのですよね。


森上先生には
「アルファさんは求められているから、今度は他店舗展開だね。どこに出すの?」
と急かされましたが、
「いやいや、今のところを強くすることで精一杯です」
と答えました。


かつては「大きいものは良いことだ」という考え方は真理であり、
事業規模の拡大は使命でした。
しかし今の時代
「小さく特化し、常に変化し続け、機敏に対応」
が強みにもなると思います。


大手のブランド力や広告力は、正直うらやましく思います。
「○×という雑誌に広告が載っていたから良いに違いない」
「△◆がやっているなら安心だろう」
そう考える方がたくさんいるからです。

一方で私たちができることは1つ。
今いる子達に精一杯の授業をして、
感動してもらって、成績を上げてもらって
実験の良さを体感してもらう。
そうして初めて、その良さを兄弟親戚お友達に伝えてもらえるのです。


今日のアルファの授業は、
将来のアルファの存続がかかっているので、真剣勝負。
2時間1本勝負の授業では、
凛とした空気が張りつめ、
関係の無い私語は叱られ、
子ども達は競争とタイムプレッシャーの中に追い込まれ、
その中で「力」をつける実験環境が作られているのです。


中にはこの空気に耐えられなくて辞めていく子もいます。
厳しい環境は諸刃の剣でもあり、それが悩みどころです。

  

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