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  アルファ実験日記
【2011/12/6】

12/4の天体観測会は快晴   
待ちに待った気象条件です。

天体観察の基本は肉眼です。肉眼で星座の全体像を見ていきます。

西の空には、まだまだ夏の大三角が見えています。
子供達は「夏の星座なのになぜ?」と不思議そうでしたが。

見たい星座の見たい部分が定まったら双眼鏡を向けます。

ベガ方向に双眼鏡を向けると、肉眼では見えにくかった
こと座の星が見えてきます。

北天にはカシオペヤ座。高い位置に見えました。

北極星を探すためにカシオペヤ座の形からたどっていきます。
オリオン座からたどるのは簡単ですが、カシオペヤ座からは
補助線が必要なので理解している子は少な目です。

南の空にはペガスス座やアンドロメダ座

南、というよりほぼ天頂。
しばらく見ていると首がいたくなります。


東の空からは、オリオン座やおうし座がのぼってきました。

受験テキストでは何度も繰り返し登場する
オリオン座のベテルギウスとリゲル。
実際に見るとその優雅さに感動を覚えます。
表面温度の低いベテルギウスは赤に、
高いリゲルは青地白く見えます。
双眼鏡で見ると色がよく分かります。


望遠鏡で木星を見ると、木星のすぐそばに衛星が4個見えました。

ガリレオ衛星は公転が速いため、
1日後には違う位置に移動しています。
今見える木星は、今だけのものです。


最後は月を観察しました。
肉眼でも見えますが、肉眼の見え方と、双眼鏡の見え方と、
望遠鏡の見え方を比べてもらいました。

望遠鏡で見るとクレーターまでよく見えました。



寒かったけれど、とても充実した観測会になりました。

今回は冬の星座は一部しか見えていませんでしたが、
あと2ヶ月ほどすると、年周運動が進んで
オリオン座、おおいぬ座、こいぬ座、ふたご座、ぎょしゃ座、おうし座
など全体が見えてきます。

2月頃にまた「冬の天体観測会」を行いましょう。

※観測会場から東京タワーを望む (photo by mossch)
  

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