天体観測というと「望遠鏡」を思いつくと思います。
毎年合宿では、望遠鏡を組み立てて月や惑星を見てきました。
望遠鏡の視野いっぱいに月が見えた時、
クレーターの影まではっきり見えた時、
木星の衛星が観測できた時は、とても感動的です。
が難点もあって、望遠鏡の視野に入れるのが難しいし、
ちょっと動かすと自分たちではなかなか調整できなかったり、
月や惑星はいいのですが、恒星はどれも点にしかみえない。
見えるものが限られるので、子供達はすぐに飽きてしまいます。
中学受験に登場するのは、「星」よりも「星座」がメインなので、
授業で登場する星座をここから見えないものか。。。
真夜中に外で観察してみるものの、品川区のこのあたりでは、
1等星、頑張って2等星ぐらいまでしか見えなません。
金星・土星・木星などは見えるのですが・・・
そんな時に、教室に通う子のお母様から「空のまにまに」という
マンガを教えてもらい、読んでみました。
その中で、お金のない天文部が双眼鏡で観察しているではないですか。
で、早速買ってみることに。
いや、正直大したことがないだろうなと思っていました。
倍率だって8倍とかだし、
望遠鏡の100倍に比べれば、もう倍率など無いも等しく、
むしろ肉眼レベルに近いのだろうと。
双眼鏡の主戦場はバードウォッチングなど自然観察であり、
それを空に向けても、専門家の望遠鏡には到底かなわないのだろうと。

双眼鏡をなめんなよ!
手にしている双眼鏡に、そう言われたような気がしました。
これまで双眼鏡を甘く見ていました。
双眼鏡を夜空に向けると、
肉眼で見えていた星が、よりはっきりくっきり明るく見え、
肉眼では見えなかった星まで、たくさんあらわれてくるのです。
明るい夜空に、たくさんの星が浮かび上がってきます。
星座ソフトと照らし合わせると、全くその通りになっています。
あるはずの星が、ちゃんと見えているのです。
うしかい座も、さそり座も、わし座も、こと座も、はくちょう座も
その大部分を形作る3等星・4等星・5等星が
バッチリわかります。

こりゃすごい、とたまだ先生とひとしきり感動した後、
この感動を子供達にも伝えるため、双眼鏡を大量購入 しました。
観測場所も、教室の近くに空が全方位見えるすごい場所を見つけました。
子供達はどれほど驚くだろうか!きっと大はしゃぎするに違いない!
と望んだ7月の合宿。
厚い雲に阻まれ、星は全く見えませんでした。
明日からの合宿で見えてくれることを祈ります。
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