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  アルファ実験日記
【2011/6/28】

「モンシロチョウ、見たことありますか?」  という問いかけに、
ほぼ全員から
「ある〜!」「学校で飼ってる!」「家で飼ってた!」  とかえってきます。

「よし、それではモンシロチョウを絵に描いてみましょう!」

しばらく後に提出された絵は、かなりあやふやです。
体のつくり・足の数・足や羽のつきかた
などが中学受験で問われますので、
しっかりおさえておく必要があります。





小学校ならば昆虫を取り扱うのは比較的容易です。
卵か幼虫をつかまえてきて、毎日観察すれば、
成長していく様子が記録できるからです。
一方、アルファ実験教室では、1日の授業の1単元として
「昆虫」を完結させなければいけません。
まさか模型で終わらせるわけにもいかないし・・・。


そこで、私たちは
授業のある1日で卵・幼虫・さなぎ・成虫を全て観察させる。
そのため、その日から逆算し、
授業日に全てのステージがそろうよう、育てる。

という方法をとっています。


3分クッキング方式で、いろいろ下準備をしておくのです。
・・・と言うのは簡単ですが、実際はとんでもなく手がかかります。
しかも観察スケッチするため、2人で1匹は必要です。






5月後半以降、アゲハは売りに出されていればすぐに押さえて購入しました。 来てみたらカラスアゲハだったり黒アゲハだったり・・・ (←用意した餌を食べないのですぐ死ぬ)
さらに、モンシロチョウは3日おきに卵を送ってもらい、
さまざまな生育段階を同時に育てていきました。




まとまった数いるので、餌もあっという間に汚れて減っていきます。
2〜3日おきに、1匹1匹新しい餌に移します。
成虫になったら自力で蜜をのまず、すぐに死んでしまうので、
手でストローを伸ばして蜜まで持っていき、吸わせていました。




※成虫観察は羽化が間に合わず、標本観察となった回もありました。

毎日毎日モンシロチョウやアゲハと向き合う1ヶ月でした。
生き物を扱う授業はとっても難しい。
改めて実感した1ヶ月でした。

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