「アルファでの成績はさっぱりで困っているのですが、
　 実は塾では理科が得意で、成績は良いのですよ。」
ということをよく聞きます。


アルファに通う子達、上位層はとんでもない世界です。
サピックス全体で一桁、
算数オリンピック決勝で上位、
全国統一テストで一桁、
などと、全国区で名前の知られる子達が軒並み在籍しています。
そういった子達が、それこそ筑駒・開成・桜蔭ガチガチの子達が
アルファでさらにしのぎを削っているのです。


そこまで極端な子は除いても、
アルファ内の偏差値とサピックスの偏差値では、
たいていアルファ内偏差値の方が低く出ます。
（偏差値が低く出るということは、母集団の成績が高いということ）


サピックスでαコースとアルファベット上位を行き来しているレベル、
YTでSコースとCコースを動くようなレベルは、
その塾では「上位層」ですが、
アルファでは完全に「中間層」。
平均か、それよりちょっと上にいくかどうかです。


中学受験をするだけでも、全国的に見ると成績優秀な一部の層なのに、
塾に加えて、さらに土日に理科に磨きをかけようと
ダブルスクールをしている子達がアルファに集まってきます。
それはそれはやる気のある子達ばかりです。


昨日の話ではありませんが、
アルファの難点はもしかしたら、
「周りが優秀すぎて自分に自信が持てなくなってしまう」
ことなのかもしれません。


そこはまぁ、お母様お父様
「アルファには優秀な子ばかりが集まっているのだから
　 そのメンバーと対等に渡り合っているだけでもお前はすごいんだぞ、
　 ドーーーーーン！」
でお願いします。