過酸化水素水と二酸化マンガンを使って酸素を発生させます。
過酸化水素水をコック付きロートに入れ、
そこから三角フラスコに入れます。

発生してきた酸素は、水上置換法で集気びんに集めます。


集気びん5本分(約3リットル)の酸素を集めます。

この実験、4人が協力して、初めてうまくいきます。
アルファの座席は毎回変わるので、必然的に
初めて会う子と実験することが多くなります。
各自がしっかり説明を聞き、グループでの協調作業を行わなければいけません。
実験教室に通い始めたばかりの頃は「誰がやるか」を決めるのに
時間がかかり、いちいちジャンケンなどを始めたりします。
アルファではジャンケン禁止にしています。
そんな子達でも繰り返し実験を行ううちに、
お互いの目を見て、空気を読み合いながら 、
パッと役割を決めてパッと作業に入れるようになります。
グループ実験が、共同作業のトレーニングにもなっているようです。
ちなみにこの酸素発生用のロートは実験教室を始めてから三代目です。
初代ロートは、ろ過用のロート+ゴム管で、ピンチコックを開いて液を落としていました。

子供達はピンチコックの操作が苦手なので、逆流が多発していました。
2007年秋のことです。
2代目はガラスのロートでした。(2008年)

中学・高校ではこれが多く使われています。
コックがうまく回らなかったり、
引っ張ってスポッとぬけてしまったり、
グリスが穴につまって液が落ちてこなかったり、
穴が細くて液が落ちにくかったりと、
子供達が操作するには使いこなすコツが多すぎました。
そして今使っている装置がこれ。(2009年〜)

コック操作が確実に行えます。液もれもなく、液落ちもノートラブル。
何気なく使っている実験器具にも、アルファの歴史とノウハウの蓄積が感じられます。
今思うと、数年前は要らぬ苦労をしていたなぁ。。。
【関連】予習シリーズ 5年下第8回「酸素と二酸化炭素」図12・図13
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