月も中旬に差しかかると、翌月度の授業内容検討に力が入ります。

おおよその内容は年間分決めているのですが、
細かい実験内容を決め、話の流れを決め、
器具を揃え、予備実験をして予想通りいくかどうか確かめ、
そしてテキストに落とし込むのは
いつもラスト２週間が勝負です。

そして毎月、授業数日前に完成し、慌ててテキスト印刷。
できたてホヤホヤの授業（？）でお届けしています。


実験教室を始めてかれこれ５年。

はじめの２〜３年は、
「今は苦労して実験内容を考えているけど、
一度作ってしまえばあとは授業を回すだけだね。
そうなったら暇だなぁ。平日何しようか。」
なんて言い合っていましたが、とんでもないですね。
そんな日は永遠に来ないだろうってことを
ようやく感じてきました。
まだまだ「完成形」にはほど遠い感じです。


未完成の授業を提供しているのは大変心苦しくもありますが、
それでも今できるベストクォリティーまでは仕上げようと、
毎回ギリギリまで粘って努力しておりますので、
まだまだだなぁと感じるところがあっても、
どうかお許しいただければと思います。